東京都北部で最も栄えている繁華街「赤羽」。
駅周辺には数多くのお店が立ち並び、買い物客でいつも賑わっています。

荒川に面しており、東京と埼玉の県境に位置している街です。
そんな赤羽駅を詳しく掘り下げていきます。

これから店舗の出店を検討している方はぜひ参考にしてみて下さい。
今回は、赤羽駅の貸店舗事情について紹介させて頂きます。

東京の最北の繁華街赤羽駅

赤羽といえば「センベロ」と連想されるほどに、安い大衆酒場が多い街です。
センベロとは、1000円でベロベロに酔えるということが語源とされています。

赤羽駅を降りて東口から左手に見える「１番街」と書かれたアーチをくぐると「センベロ」のお店が数多くある飲み屋街です。
仕事帰りのサラリーマンや、休日などで暇を持て余したオヤジたちがこの辺りをうろついており若干治安が良くないとされています。

しかし、東口の一部を除けば赤羽駅周辺には大型の商業施設が5つあり買い物や娯楽も充実しており、電車も5路線が使える交通アクセスの良さで、池袋、新宿、渋谷、上野、東京、品川などの各駅に1本で行けます。
こういった点も加味すると、居住エリアとしては非常に優れていると言えるでしょう。

商業施設にアーケード街など数多くお店はあるのですが、どこか下町情緒溢れる街なのが赤羽です。
飲食店も庶民的な雰囲気があり、気取らずに自然体で楽しめるお店が多い印象です。

加えて、あまり知られてないですが観光スポットもあります。
赤羽駅から歩いて13分ほどの場所に「赤羽八幡神社」があり、第15代天皇応神天皇と、その両親である仲哀天皇と神功皇后が祀られています。

他にも「岩淵水門」も人気です。
こちらは荒川と隅田川の水流を調整する水門で赤色が旧岩淵水門で、青色が新岩淵水門となっており、赤色の旧岩淵水門は歴史的建造物として東京都より選定されています。

赤羽駅の貸店舗事情

マーケティング戦略の基本として、人の多い繁華街の傍に同業態で出店すると、成功しやすいというものがあります。
ターゲット層がしっかり居て、エリアブランドが確立されていることが成功しやすい理由になります。

赤羽に置き換えると、赤羽には飲みに行くという人(ターゲット層)がしっかりと居て、「センベロ」という安い大衆酒場が多いということが多くの人に(エリアブランド)認識されていています。

これらを踏まえて、赤羽では『居酒屋』や『和食』を安価な価格帯で提供するお店を出店することがおすすめです。

「センベロ」のプラン内容はお店によって様々で、「好きなドリンク×3杯+おつまみ1品」や「好きなドリンク×1杯+おつまみ2品」などがあります。
市場調査して、自社で出来る内容を検討されてみて下さい。

まとめ

いかがでしたでしょうか？
今回は、赤羽駅の貸店舗事情について紹介させて頂きました。

赤羽は穴場スポットで、駅周辺には、スーパーもコンビニも多く居住エリアとして優れたエリアです。
赤羽岩淵も徒歩圏内なので、目黒や六本木などにも一本でアクセス可能です。

あえて赤羽に訪れる人も、そこまで多くはないですが、歓楽街もあり「センベロ」のターゲット層に該当する人は定期的に訪れます。
似た業態での開業をお考えの方におすすめのエリアですので是非ご検討されてみて下さい。