埼玉への"玄関口"としてのイメージが強い池袋。池袋は、渋谷、新宿と並ぶ代表的な副都です。
とは言え、池袋が具体的にどんな街かと言われると何とも表現に困る方が多いのではないでしょうか。

池袋という街がどんな街なのか、これから池袋で店舗を構えようと考えている人の為に分かりやすくまとめました。
今回は、池袋の店舗事情について紹介させて頂きます。

池袋とはどんな街？

池袋のイメージといえば、渋谷、新宿に比べてイマイチパッとしないというのが正直なところではないでしょうか。
常に流行の最先端にいる渋谷。夜の街という華やかな芸事の印象を持つ新宿。
どうも比較対象として挙げられる駅と肩を並べるほどの魅力があるかと言われるとあまりよろしくないイメージです。

両者に後れを取ったのは、戦後の整備が遅れたことと、路線に不随するイメージが影響を与えています。
渋谷は、東横線や田園都市線からお洒落でセレブなイメージ。

新宿は、小田急線、西武新宿線の高級住宅街のイメージに対して、池袋は、埼京線、西武池袋線と埼玉県民に繋がる路線で両者より秀でたイメージは持たれない傾向にあります。
更に埼京線は、埼玉県民が、いったん池袋で乗り換えてから東京に出るために必ず池袋駅で乗降するという強味を消してしまいました。
埼京線の開通によってストレートに新宿や渋谷に繫がってしまい、池袋で乗り換える必要がなくなったのです。

2014年に、池袋に対する危機感が露わになって急ピッチで再開発に力を入れるようになり、池袋西口公園をリニューアルしたり、Hareza池袋というオフィスと商業施設を兼ね備えた建物を建てたりと次々と池袋活発化を計ろうとしています。

池袋の立地と利便性

再開発の効果もあって、池袋は、店舗の移転先として注目度が急上昇しています。
街自体に高い魅力があるかと問われるとイマイチパッとしない街と紹介はしましたが、それでも働く場所として池袋という街は抜群に交通の面が優れています。

来客、働き手、どちらもアクセスが良くないと人は集まりません。
池袋のアクセスの良さから西武グループやファミリーマートなど、多くの企業が本社を置くビジネスエリアなのが池袋です。

池袋は、駅周辺なら生活に必要なものは、なんでも揃います。
東口の西武百貨店や西口の東武百貨店、マルイ、パルコなどの大型商業施設の他に、ビックカメラ、ヤマダ電機、ドン・キホーテなど必要な物は駅近ですべて揃えることが可能なほど充実しています。

池袋で店舗を構える

池袋駅の強みといえば、やはり複数路線が乗り入れるターミナル駅である点です。
なので、池袋は、小売業に強みがあるエリアといえます。
他にも、宿泊業、飲食業なども需要が高いでしょう。

また、渋谷、新宿と比較すると若干ですが店舗の賃料は安価です。
そして、池袋は渋谷、新宿と比較するとブランド力として劣っているというイメージがありましたが、現在の池袋東口方面は高いブランド力を有しており、東口方面に店舗を構えるというのは企業としてのブランド力を高めてくれます。
今なお再開発が続いているので、今後池袋の魅力、店舗を構えるメリットは増すことでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか？
今回は、池袋の店舗事情について紹介させて頂きました

池袋は、渋谷、新宿と並ぶ代表的なターミナル駅で数え切れないほどの飲食店があります。
池袋の南側のエリアは高層マンションが多く建設されており、それに伴って人口も増加傾向にあります。

反対に北口には、歓楽街が多く、東と西には大型商業施設と、居住区、娯楽、ビジネスが入り乱れた活気のある街です。
都会的な一面も、下町的な一面も併せ持つ池袋。池袋に店舗を構えるといっても、北、南、西、東で全く客層や、イメージが異なるのでご自身がどういった周辺環境の場所に店舗を構えたいのか考えておくと、店舗探しもスムーズになるのでおすすめです。