不動産業者の選び方

店舗を構えようとすると、絶対に必要不可欠な仲介業者となるのが「不動産業者」です。
基本は、不動産業者を決めて、二人三脚で探していくというのが主流です。

しかし、WEBサービスが発達して、1つの物件に対して不動産業者が複数存在したり、対応も様々です。何を基準に不動産会社を選べばいいのか?
貸店舗選びで失敗しないため不動産業者選びのポイントをまとめてみました。

今回は、不動産業者の選び方について紹介させて頂きます。

不動産免許番号から見極める

店舗物件を取り扱う際、必ず不動産業者は、宅地建物取引業の免許が必要です。
この宅地建物取引業の免許には、不動産業者毎に、それぞれ免許番号が割り振られており、車の運転免許同様に定期的に更新があります。

この更新回数も免許番号に記載があり、そこから不動産業者がどれくらい経営しているかが読み解けます。
例を幾つか紹介します。

  • 東京都知事(1)第○○○○○号
  • 東京都知事(5)第○○○○○号

この()の中の数字が免許を更新した回数です。
免許は5年更新で、更新するたびに()の中の数字が増えていきます。
(1)なら5年未満の経営、(5)なら20年以上経営しているということが分かるのです。

営業している年数が長いから良い不動産業者とは限らないのですが、今や不動産業者はコンビニよりも多いと言われており、競合多数なのでその廃業率も高く、5年未満で8割以上が潰れてしまうのです。

契約後に、仲介を担ってくれた不動産業者が潰れてたら困ると思います。
なので、少なくと()の数字は2〜3以上の不動産業者を選ぶことをオススメします。

()の年数が多いほど、コネクションが広がり様々なオーナーと交流があるのでネットに掲載してない独自の物件を持ってる可能性は高いでしょう。

駅前の路面店がオススメ

不動産は、建物の2階以上にある店舗を「空中店舗」と呼びます。
空中店舗は、路面店に対して客の入りはイマイチです。

そのため訪問した際に、何とか契約に結びつけようと強引な営業を行う不動産業者が多い傾向にあります。
オーナーも空中店舗に依頼するより、地域の駅に近い路面店の不動産業者にまず声を掛けるケースが多いので、訪問するなら駅前の路面店の不動産業者がオススメです。

店舗物件専門不動産業者

不動産は普通のマンション、アパート、戸建てといったものから事務所(オフィス)、倉庫など何でも取り扱っている不動産業者が多くありますが、中には店舗物件を主に扱っているという不動産業者がいらっしゃいます。

コンビニよりも数多くある不動産業者の中で一つの事に特化することで他との差別化を図っているのが狙いなのですが、こういった特化型の不動産業者は、経営年数が浅くても、専門の情報を沢山抱えてることがあるので一度訪れて相談してみるのも良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、不動産業者の選び方について紹介させて頂きました。

不動産業者はどこも一緒だと思っている方も多いと思いますが、実は、不動産業者と一口にいっても様々な専門分野に長けたお店があり、経営年数によりその不動産業者独自の物件を抱えていることが多くあります。

ですが、店舗物件は時期による巡り合わせと、誰よりもいち早くその物件の情報を仕入れるリサーチ力がものをいいます。
店舗を構えたいと思ったその日から毎日不動産情報に目を通し、定期的に不動産業者と連絡を取り合い足で稼ぐことが最終的に良い物件に巡り合う決め手になることが多いので根気強く探し続けましょう。

お電話

お電話でのお問い合わせ

受付時間 / 10:00〜18:00
土日・祝定休

メール

メールでのお問い合わせ

pagetop