居抜き物件は上手く活用出来れば、かなりのメリットがあります。
飲食店や美容室など、開業にあたって設備にかなり初期投資が必要な業種は、居抜き物件であればコストを安く抑えられることも多く、ある程度そのまま使えれば、工事を大幅カットすることが可能です。

今回は、居抜き物件ってどの位お得について紹介させて頂きます。

居抜き物件のメリット

居抜き物件は初期費用を抑えられるという大きなメリットがあります。
前テナントが残していった設備をそのまま利用出来るので前テナントと同様の業種なら多くの設備をそのまま活用できるので大幅にコストを抑えることが出来ます。

例えば、前テナントが飲食店で同様に飲食店を開業したいと思っていたら、キッチン周りの設備は、ほぼそのまま利用可能です。
キッチンを全て新調しないといけない飲食店というのはそうないですよね。

前テナントもスケルトン戻しの解体に関する費用が掛からないのでお互いにとって好都合です。
なので居抜き物件市場は多く物件数が出回っています。

居抜き物件がどれだけお得か

居抜き物件がどれだけお得なのか飲食店を例にして紹介していきます。
飲食店は内装の床、壁、天井、水道、ガス、給排気などのインフラを整えるのに300万円〜1000万円ぐらいは費用が掛かります。

居抜きとして引き継がれた際の状態にもよりますが、これらがおおよそ70〜80%ぐらいはカットされると思って下さい。

居抜きとして引き継いだとしても、客室側の壁や天井、床などの内装はどうしても工事を行わなければいけませんが、キッチン周りは基本的に据え置きで使えるでしょう。
キッチンの工事が無ければ、それだけ短期間で内装工事も終わります。

内装工事中も借りているので賃料が発生します。
賃料が50万円だった場合、工事が3ヵ月掛かったとしたら150万円、収益無しで支払わなければいけません。

しかし、居抜きの場合、前テナントと同業種で据え置きで使えるものが多ければその購入費も掛からず、工事も最短1カ月で終わるかもしれません。
3ヵ月掛かるものが、1カ月で終わるだけで100万円の得です。

更に業務用の冷蔵庫など飲食店を経営する上で必要な設備も引き継げるので、開業する飲食店の規模によりますが、3居抜き物件を活用することによって初期費用300万円〜1000万円の70〜80%ぐらいカットで200万〜800万はお得に済ませることが出来るでしょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか？
今回は、居抜き物件ってどの位お得について紹介させて頂きました。

内装工事が3ヵ月掛かるとしたら、その掛かる期間も当然賃料は発生するので、居抜き物件を利用することで工事を大幅カット出来て、本来3ヵ月掛かるところを1カ月で済ませたら、それだけで2ヵ月分の治療がお得です。

他にも内装設備を安価に抑えることが出来るなど上手く活用できれば居ぬき物件はメリットが多いので、居抜きに希望する条件をしっかりとポイント抑えて理想に近い物件が見つかったら直ぐに内見の問い合わせをされてみて下さい。