飲食店でテラス席を設ける場合は届け出が必要。テラス席を設けるにあたって分かりやすく解説!

喫茶店や居酒屋など、飲食店では時折見かけるテラス席。訪れたお客さんも外の空気を水ながら飲食出来るのはとてもリラックスできるものでしょう。
また、テラス席は、通行人に賑わいが伝わり集客効果もあるので出来ることならテラス席を設けたいですよね。

今回は、店舗でテラス席を設けるには?について紹介させて頂きます。

テラス席設置には許可が必要

テラス席含めて、野外で席を設けるルールは、各自治体の保健所で定められており、設置の際は事前に「屋外客席設置届」の提出が必要です。
当然ですが、許可なく勝手に店前に席をもお受け足りしてはいけません。

テラス席設置ルールでよくあるのが、店舗とテラス席は隣接してないといけないというもの。
極端な例ですが、店舗があって道路を挟んだ反対側にテラス席があったとします。

こういうケースは滅多なことでは許可は下りないと覚えてもらって大丈夫です。
また、テラス席は何かしらで囲んで「このエリアは当店のテラス席だよ」というのが分かりやすくしなければいけないというものもあります。

更に、テラス席は室内の客席数を超えてはいけないというルールもあります。
急な雨でテラス席にいた客を室内に移動させることが出来るような余裕ある環境でないといけないとされています。

他にも騒音に関する問題や、テラス席では虫が飛び交っているので異物混入などの予防など配慮しなければいけないことは多くあります。

コロナの影響でテラス席が設けやすくなった

都心部など、エリアによってはテラス席を設けるのは難しいところが多いのですが、コロナ流行によって、テラス席を設ける審査がゆるくなりました。
具体的には「道路占用許可基準の緩和措置」というのですが、コロナの影響でなかなか飲食店は売上を伸ばすことが困難になってきており、飲食店を支援するために設けられた制度で、テイクアウトやテラス席等での路上営業を行うことが出来るように先ほど紹介したルールがゆるくなっています。
なので飲食店でテラス席を設けたい方は、今が狙い目だったりします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、店舗でテラス席を設けるには?について紹介させて頂きました。

本来であれば飲食店の席数というのは店舗に応じて最大値が決まっているのですが、テラス席は店舗の間取り以上の席を確保できる裏技のような手法です。
今コロナの影響で密を避けるためにテラス席に関する審査がゆるくなっています。

既に店舗をお持ちの方、これから店舗を設けようと考えている方は是非審査して、テラス席を設けて多くの顧客が訪れられる店舗作りに励んでみてはいかがでしょうか。

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