貸店舗探しのチェックポイント

貸店舗を契約しようと考えてる方は、何を優先して契約を検討されていますか。
立地、予算、広さ、外観、築年数、などなど契約したいと考える要素はいくつもあり、どれも軽視出来ない重要なポイントだと思います。

それぞれがどれだけ重要なのか再認識の意味も兼ねて貸店舗契約に必要なポイントを詳しくまとめました。
今回は、貸店舗探しのチェックポイントについて紹介させて頂きます。

貸店舗探しの3つのチェックポイント

所説あると思いますが、まず貸店舗探しで注視しなければいけないポイントは3つです。

1.貸店舗の立地

店舗経営、特にお客さんに足を運んでもらうことで成立する商売において貸店舗の立地や、交通の便必要不可欠です。
当然ながら駅近く、繁華街の入口などの一等地と呼ばれるエリアが最も来客のチャンスがあります。

ただし、デメリットとして賃料が割高です。
展開する商売が儲からなければ賃料だけで赤字になってしまうということにもなりかねませんのでご注意下さい。

2.貸店舗の物件状態

スケルトンの状態なら内装は予算に応じて、どうにでもなるのである程度は問題ありませんが、それでも店舗の物件状態をしっかり確認することは大切です。
築年数や空中店舗や地下店舗ならお客さんが来店するまでの導線、この辺りは自然と確認されるかと思いますが、特に注目すべきは下水の臭いです。

実例として貸店舗契約後、下水の臭いがあがってきて消臭や下水の清掃に関することなど不動産とも連携してあらゆる手を尽くしたがどうにもならず下水の臭いが充満する店という印象は消えず振るわなかったというこ話しがあります。
ある程度のことなら修繕可能ですが建物の作りや下水などの公共の設備に関するものはどうすることも出来ないことがあるのでこのあたりしっかりとチェックされて下さい。

3.地域住民の動向

貸店舗の立地が一等地であっても昼と夜で客層が大幅に異なります。
特に繁華街などは昼はファミリー層、夜はサラリーマンといったように大幅にターゲットが変わることがあるので昼と夜でそのエリアを利用している人がどんな人なのか数日を費やしてリサーチすることを強くお勧めします。

他にも見ておきたい貸店舗のチェック項目

上記で紹介した3つのポイントは絶対優先すべき項目です。
しかし、他にも可能なら調べた方が良いことがあります。

まず、前テナントの業種です。前テナントがどんな業種でどうして撤退したのか、特に同業種であれば必ず見ておきましょう。
失敗したお店があった場所という負のイメージは自然と引き継がれる傾向にあるのでご注意されて下さい。

次に同じビルのテナントです。例えば、契約しようと思っている貸店舗が空中店舗でエレベーターが一つだったとしましょう。
有名な激安居酒屋が同様に空中店舗だった場合、そのビルのエレベーターの稼働率が高く、お客さんが来店するまでにストレスを感じエレベーター待ちが長いと感じたら別の店に移ったりという事も度々あることです。こういった導線面には出来る限り注意を払いましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、貸店舗探しのチェックポイントについて紹介させて頂きました

貸店舗は、理想的な物件に出会えるということはなかなかありません。
どこかでちょっと狭いけど賃料が安いしいいかな?などと妥協するところを見出していかなければいけません。

今回紹介したことが全てクリア出来ることは少ないのですが、それぞれ重要なポイントなので再認識して頂いて折れるところを決める際の参考にされて下さい。

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