自分でできる商圏調査

店舗を展開する際に、成功を左右するのがエリアです。
基本中の基本だと思われるかと思いますが、エリアつまり商圏はしっかり理解してないと「良いエリア」の意味をはき違えてしまい店舗を成功に導くことが出来ません。
このエリアを調べる商圏調査について正しい理解と正しい調査のやり方をまとめました。

今回は、自分でできる商圏調査について紹介させて頂きます。

商圏調査はパソコン一つで行うことが出来る

商圏調査は各行政のホームページでそのエリアの世帯数、男女別人口、年代別人口と確認することができます。
殆どのところが月1回更新しているので常に最新の統計結果を閲覧することが可能です。

そして、業種にもよりますが一般的な商売の基本として顧客が日常的に利用するお店というのは、交通手段は問わず5分程度でアクセスできる範囲といわれています。

なので行政のホームページで対称の人口が多いところから5分以内と思われる所を地図に円の枠線を書き込むことで、一応求めるエリアは絞ることが可能です。

正しい商圏調査方法

先ほど商圏調査をパソコン一つで行う方法を紹介しましたが、デスクに座って統計上の数字だけで決めるのは絶対にお勧めしません。
パソコンで見るというのはあくまで参考程度にしておいて、必ず自分でできる正しい商圏調査方法を行いましょう。

足と時間を使って調査

自身でエリアに赴き、自ら見て得た情報は非常に重要な要素です。
そのエリアを往来する人の年齢層、性別。周辺の交通量や、住民以外の人の流れ(観光客など)これらは各行政のホームページを見るだけでは分からないものです。

平日、土日、休日、朝、昼、夜それぞれの差

朝、昼、夜で人の流れは大きく異なり、更に平日か土日、祝日かで大きくまた異なります。
記者はオフィス街に住んでたことがあったのですがオフィス街は平日ビジネスマンで込み合っているのですが、土日、祝日になると閑散とした街に変わり、飲食店も土日祝日はお休みにするといったところが殆どでした。
これらも実際に見てみないと分からないことでしょう。

競合店調査

当然ながら同エリアに競合店がある場合が殆どでしょう。
スパイ活動のようですが当然ながら競合店も調査しなければいけません。

来店数、客層、価格帯、営業時間、定休日など、より掘り下げるなら店舗面積や従業員人数、広告展開方法なども確認しておきましょう。
競合店ですから、そのお店よりも優れてるところが無ければ客足はこちらに赴きません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、自分でできる商圏調査について紹介させて頂きました。

商圏調査で最も重要なのは自身の足と時間を使った調査です。
行政のホームページでそのエリアの世帯数などは閲覧できます。

しかし数字に表れにくいデータというのが売上に影響してくることが大半です。
行政のホームページで確認したら年配の方が多い傾向にあるとしても、近くに映画館があり、そのエリアに足を運ぶのは若者が多かったら年配向けのお店というのは繁盛しません。

何度も何度も足を運び朝から晩までその周辺を調査、分析して出来る限り近い距離で情報を得て自身の店舗が成功する余地を検討しましょう。

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