飲食店を開業する際のチェックポイント

お店を構えるというのは、そうそう機会があることではありません。
多くの人が人生に1度あるかどうかといった経験になることでしょう。

飲食店を開業するにあたって幾つもの準備が必要で、事前にしっかりとチェックしておかないと、開業日に間に合わなかったり開業後にトラブルが起こったりと、スムーズに営業が出来なくてつまずいてしまうことがあります。

しっかりと確認すべきところをチェックリストとして作成し何度も確認することでトラブルを未然に防ぐことが出来ます。
今回は、飲食店を開業する際のチェックポイント紹介させて頂きます。

チェックポイント

チェックポイント01:内装、外装面の確認

お客さんが来店する要因の一つに、内装と外装があります。
飲食店の内装、外装工事を始める前にしっかりと希望のデザインは伝えて、その通りのデザインに設計図がなっているか必ず確認してください。

工事が始まってから変更を依頼すると、工期が伸びたり費用が多く必要になったりすることが殆どです。

ある程度工事が進んだらデザインの他にも、照明の明るさと方向が適切であるか、実際に照明をつけてチェックしましょう。
照明もお客さんが居心地よく過ごせるように力を貸してくれる設備の一つです。完成後は変更が効かないことが殆どなので、ここをもっとこうしてたらといった後悔をしないように何十にもロールプレイしてみて下さい。

チェックポイント02:サービスの確認

変えられない内装、外装のチェックが終わったら、次にすべきは提供するサービスの確認です。
これは何度も手直しが可能なので何度も何度も改善を繰り返していけばいいのですが、飲食店開店当日までに最低限のレベルには達してないといけません。

何故なら開店日に来てくれたお客さんに提供したサービスが悪ければ、そのお客さんはもう二度と来てくれることは無くなるからです。

一見さんが繰り返し足を運んでくれるようにするために飲食店なら提供する料理、それを提供するまでの時間、スタッフが料理を提供する際の接客など全て確認しましょう。
可能であればオープン前までに店内が満席になるまで知人を呼んで疑似開店をしておくことをお勧めします。満席になるまでというのがポイントで、ホントに忙しい状況の時にこそトラブルがおきます。

忙しいから料理の質が下がった、忙しいから提供が遅れた、忙しいから接客が悪くなったでは話しにならないので本番を想定して目標とする値まで見直しましょう。

チェックポイント03:備品の確認

飲食店を開業するにあたって、店内には様々な備品があります。
当然サービス提供に関係してくる備品も数多くあるので、こちらも必要数あるのかチェックが必要です。
営業にあたり備品が多い場合は、チェックリストを作って確認するのもおすすめです。

飲食店の場合、潤沢に営業するために重要なのが皿、グラス、カトラリー(ナイフ・フォーク・スプーンなどの総称)の数です。
皿やグラスが足りない場合は、お客さんに提供するまでの時間でロスが生じます。
客席の数や客層を考慮した適切な数が必要です。

営業を開始してみると想定以上の事は何度も起きます。
何があるのか分からないものなので、もしもを想定して余分に用意しておいてもいいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、飲食店を開業する際のチェックポイント紹介させて頂きました。

どれほど入念にチェックをしたとしても、いざ本番になると必ずどこかしらで「準備不足だった」と反省するようなことは訪れます。
ただ、この反省する点をどれほど減らせるかが重要です。
100箇所も準備不足だったと反省する点があるのと、2、3箇所反省する点があったとでは大違いです。

開業したお店が起動に乗って、2店舗目、3店舗目と系列店を増やしていければ店舗開業の機会は何度か訪れますが、多くの場合がそうではありません。

人生に1度の店舗開業と思って、準備の段階から全力投球し「ああすればよかった」といった妥協からくる後悔などしないように開業の際は綿密に準備しましょう。

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