事業計画書の書き方

居抜き物件を契約して開業しようと考えている方も、開業するにあたって必要となるお金の融資を金融機関から受けるには、「事業計画書」と呼ばれる書類の提出が必要になります。
また、金融機関から融資を受けなくても事業計画書は作成しておいて決して損は無いのでお勧めです。本記事では、事業計画書の作り方を簡単にまとめました。

今回は、事業計画書の書き方について紹介させて頂きます。

事業計画書とは?

事業計画書は、英語で「business plan」と呼ばれています。
事業計画書と聞くとなんだか難しくとっつきにくい感じがしますが、ビジネスプランという言葉だと開業していくにあたっての展開図を考えればいいのかなとイメージが沸きやすいですね。

実際にその通りで、経営者の頭の中に描いている事業展開を書き起こしたものを事業計画書といい、文字に起こし客観的に見てそれが成功するかどうかを見定める判断材料となります。

事業計画書の書き方

インターネットに事業計画書のテンプレートというのは幾つも公開されており、それに沿って作成すれば良い話しではあるのですが、テンプレートを見ると難しいフォーマットをしていて書きづらいと感じる方が殆どではないでしょうか。
そういった方に分かりやすく要点を絞ってみました。粗削りでも埋めていくことをで事業計画書は簡単に作成可能です。

1.事業戦略

  • 経営理念、目標
  • 事業内容
  • 顧客ターゲット、市場調査
  • 商品の概要
  • マーケティング戦略
  • 競合他社との比較

2.事業収支計画

  • 損益計算書
  • キャッシュフロー計算書
  • その他(仕入計画、販売計画、人員計画など)

3.想定されるリスクと対策

4.経営者及び、主要メンバーの経歴

これらを埋めれるところから埋めていってみてください。
これらがある程度埋められたら、展開していこうと考えているビジネスが魅力的かそうでないかが見えてきます。

脳内で考えていると良いイメージばかりを思い浮かべがちです。
大事なのは文字に起こして客観的に見ることです。

粗削りでも埋めると後は、事業計画書のテンプレートに書いたものを清書していけばいいだけなので簡単に作成可能です。是非紹介した要点を埋めてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、事業計画書の書き方について紹介させて頂きました。

最後になりますが、事業計画書は、金融機関から融資を受ける予定が無ければ作成しなくても開業は可能です。
ただし、事業計画書を作らずに経営者の頭の中だけに留めて、いわゆる動物的カンで経営し、利益を出し続けることは非常に難しいでしょう。

もちろん事業計画書を書けば成功するという訳ではありませんが、文字に起こすことによって見えてくることはたくさんあります。
特に損益計算書は展開しようと思っているビジネスの穴を大きく見つけてくれます。

人に見せることをしなくても事業計画書は経営者のためのチェックリストなのです。
紹介した方法で簡単に作成可能ですので、居抜き物件で事業をこれから始めようと考えてる人は是非作成されてみて下さい。

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