月島の貸店舗事情

山手線新橋駅から東に位置する月島。人によっては埋立地にある場所として認識されている方もいらっしゃるかと思います。
明治25年(1892年)に隅田川の下流に土砂がたまってしまい、その土で埋め立てられたため、出来て100年ちょっとの地域になります。

月島は奇跡手にも東京大空襲の被害を逃れたため、当時の建物がそのまま残っており、街の所々にレトロな雰囲気を感じる建物があります。
そんな月島ついて分かりやすくまとめました。

今回は、月島の貸店舗事情について紹介させて頂きます。

月島は下町と高層ビルが入り乱れた街

月島街並み

冒頭でも紹介した通り、月島は下町の雰囲気が残ったままの街です。
しかし近年再開発で商業施設や高層ビル、高層マンションが増えて、月島は現在の下町と高層ビルが入り乱れた街並みとなりました。

月島駅周辺は見渡すと、真新しい高層マンションばかりです。
でも、通りを1つ抜ければ、昭和の雰囲気を色濃く残す街並みが広がっています。

下町の雰囲気を観光として感じ取ることが出来るのは「西仲通り商店街」通称「もんじゃストリート」と呼ばれている月島駅すぐ傍のエリアではないでしょう。
どうして「もんじゃ焼き」のもんじゃが付いた通りになっているのかというと、月島がもんじゃ焼きの発祥の地とされているからです。

江戸時代に浅草で鉄板に色々な具材を併せて食べるという形はあったのですが、今のもんじゃ焼きに進化したのは月島の駄菓子屋からと言われています。

月島駅のアクセス面についてですが、東京メトロ有楽町線と大江戸線の2路線があり、30分ほどで渋谷、新宿に行くことが可能です。
渋谷は乗り換えが必要ですが、新宿は大江戸線で乗り換えなしにアクセスすることが可能です。

この2つのターミナル駅に30分以内に行ける便利さが高層マンションが増えている要因かもしれません。

月島の貸店舗事情

月島はもんじゃ焼き発祥の地として、観光名所としても有名です。
1980年代に、もんじゃ焼きブームが起こると、月島にはもんじゃ焼き屋が激増し、全国的にもんじゃ焼きの聖地として知られるようになりました。

そのもんじゃ焼き店がひしめき合っているのが「西仲通り商店街」通称「もんじゃストリート」です。
2022年06月現在でも60店舗以上が点在すると言われており、同業がこれほどの件数経営できているのは、観光客が強く月島に対してもんじゃ焼きのイメージを持っているからなのではないでしょうか。

月島で貸店舗を借りて新規事業を行うのなら、エリアとして人気のもんじゃ焼きで勝負するのが最適解かと思われます。
月島に訪れる観光客はもんじゃ焼きを求めて訪れる人ばかりです。

初めて大阪へ観光に行ったらたこ焼きを食べたいと思う感覚と同様のものだと思います。
わざわざ他のエリアで食べれる食べ物を、名物料理があるところで食べる人は稀でしょう。

月島で店舗を持つ場合、地域住民をターゲットにするか、観光客をターゲットにするかターニングポイントとなって来そうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、月島の貸店舗事情について紹介させて頂きました。

月島はもんじゃ焼き発祥の地で60店舗以上の専門店がひしめき合う「もんじゃストリート」と呼ばれる商店街があります。
現在でも観光客を中心として賑わいを見せており、月島で店舗を構えるならばもんじゃ焼きを目的に訪れた観光客へのアプローチは切っても切り離せないでしょう。

月島は大規模な再開発や、耐震工事などの地域防災計画に基づく取り組みもしっかり行われており新しく住民が増えることが期待されているエリアです。
今回の記事が月島に店舗を構えようと考えている方の参考になれば幸いです。

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