店舗の規模や出店場所にもよりますが、大体700〜1,500万円程かかります。
かかる費用として、
賃貸を例に挙げますと、まずは保証金に金額が大きいです。
通常物件の場合、月々賃料の約10ケ月分程が相場になります。
例えば月々30万円の物件の場合、300万円が契約時にかかります。
その他費用として
また、居抜き物件の場合、造作譲渡費用として数十万円〜百万円かかる場合があります。
但し居抜き物件の場合、内外装の費用がスケルトン物件に比べると抑えられます。
厨房機器、内外装、看板、食器や調理器具等の備品などの費用になります。
一概には言えませんが、内外装の場合1坪あたり40〜80万円程かかります。
居抜き物件の場合、上記費用を大幅に抑える事が可能です。
上記費用以外に運転資金も考えなければなりません。
開店後に資金不足でお悩みになられる事業主様が多いです。
固定費・人件費等、毎月かかる費用を細かく出して置くことがとても大事です。
日本政策金融公庫の創業の手引きによると、約6割のお店が軌道に乗せるまで6ケ月以上かかっていることが分かります。
開店してから6ケ月間は赤字または赤字に近い営業を行っている事が分かります。
飲食店の場合、日々の売り上げが入ってきますが、
上記コストを明確にし、売上予想が半分に達していない場合でも、6ケ月間は乗り切れる資金を開店時に準備して置いた方が良いです。
資金はあるに越したことは無いと思います。
開店後はお店の運用で手一杯になりがちです。
開店前に融資先を多方面で探して置くことも大事になります。