飲食店等の店舗開業にはいくら位かかる?

店舗の規模や出店場所にもよりますが、大体700〜1,500万円程かかります。
かかる費用として、

  1. 出店される物件の取得費用(契約金等)
  2. 内外装などへの設備投資、備品購入費用
店舗開業費用

物件の取得費用について

賃貸を例に挙げますと、まずは保証金に金額が大きいです。
通常物件の場合、月々賃料の約10ケ月分程が相場になります。

例えば月々30万円の物件の場合、300万円が契約時にかかります。
その他費用として

  • 礼金:0〜2ケ月程
  • 仲介手数料:賃料の0.5〜1.0ケ月

また、居抜き物件の場合、造作譲渡費用として数十万円〜百万円かかる場合があります。
但し居抜き物件の場合、内外装の費用がスケルトン物件に比べると抑えられます。

内外装の工事、備品購入について

厨房機器、内外装、看板、食器や調理器具等の備品などの費用になります。

  • 厨房機器:新品・中古問わず厨房機器の購入費用
  • 看板:看板の設置費用
  • 内外装:内外装の設計・施工費用
  • レジ:レジ導入費用
  • 販売促進費:POP作成、ポータルサイト等への掲載費用、従業員の募集費用
  • 備品:食器等の購入費用

一概には言えませんが、内外装の場合1坪あたり40〜80万円程かかります。
居抜き物件の場合、上記費用を大幅に抑える事が可能です。

その他費用

上記費用以外に運転資金も考えなければなりません。
開店後に資金不足でお悩みになられる事業主様が多いです。

固定費・人件費等、毎月かかる費用を細かく出して置くことがとても大事です。

6ケ月間を念頭に!

日本政策金融公庫の創業の手引きによると、約6割のお店が軌道に乗せるまで6ケ月以上かかっていることが分かります。
開店してから6ケ月間は赤字または赤字に近い営業を行っている事が分かります。

飲食店の場合、日々の売り上げが入ってきますが、

  • 食材費
  • 人件費
  • 固定費(家賃等)

上記コストを明確にし、売上予想が半分に達していない場合でも、6ケ月間は乗り切れる資金を開店時に準備して置いた方が良いです。

資金はあるに越したことは無いと思います。
開店後はお店の運用で手一杯になりがちです。

開店前に融資先を多方面で探して置くことも大事になります。

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