秋葉原駅と水道橋駅のちょうど間に位置する「御茶ノ水駅」。
御茶ノ水という名前は聞いたことがあるが、訪れたことが無い。どんな街かイメージが沸かない…。

御茶ノ水はそんな街なのかもしれません。
幾つも観光スポットはあるのですが、直ぐに思いつくものは少ないでしょう。

御茶ノ水は駅のすぐ傍に大学や大きな病院がある街です。
御茶ノ水駅には、3路線が通っていて主要駅へのアクセスが非常に優れており、病院、大学の他にオフィス街としての顔も持ち合わせています。

そんな御茶ノ水エリアについて分かりやすくまとめました。
今回は、御茶ノ水の貸店舗事情について紹介させて頂きます。

学生とビジネス、音楽、医療が混合する街「御茶ノ水」

まず、御茶ノ水駅は、明治大学、東京医科歯科大学、日本大学、順天堂大学、専修大学などの有名大学が集まる非常に学問的な街です。

しかし駅周辺はオフィスビルが立ち並ぶ一見するとビジネス街のような街並みです。
暮らすというよりは、仕事をしに来たり、学問を学びに来たりして、その帰路で食事をしたりするような街といった印象の街で、そうしたターゲットに向けた飲食店が多いのが特徴として挙げられます。

学生向けにリーズナブルな飲食店、ビジネスマンが仕事終わりに寄れる飲み屋などがメインです。

そして、「音楽を始めるなら御茶ノ水」と言われるほど、音楽を演奏するのが好きな人たちにとっては聖地と言われるほど御茶ノ水には音楽楽器の専門店が多数存在しています。

さらには、東京医科歯科大学、順天堂大学などの付属病院が集まる医療の街でもあります。
あまりに複数の顔を持ち合わせ過ぎているのでまとめると御茶ノ水は学生街、ビジネス街、音楽の街、大型病院がある街です。

御茶ノ水の貸店舗事情

御茶ノ水からすぐ傍の神保町を貫く靖国通りは、世界最大の古書店街として有名ですが、古本以外にもカレーとラーメンの激戦地区としても知られています。

周辺にはカレー屋が30店舗近い数あり、ラーメン屋も徒歩10分圏内に10〜13店舗ほどあります。御茶ノ水は、学生、ビジネスマンが多いことから「安くて旨い」お店の需要が高い傾向にあります。

このカレーとラーメンは、昔からある店も、新たに参戦する店も非常にレベルが高いと評判なので同業で勝負するのは困難かもしれません。

これらを踏まえた上で、どんなお店に出店チャンスがあるのか記者の主観でご紹介すると和食店と居酒屋が顧客からのニーズが高いので出店しても十分に集客出来る見込みがあるかと思われます。

カレーとラーメンの激戦地区ですが、多くの方が毎日カレーとラーメンを食べたい訳では無いのでオーソドックスな和食店があれば惹かれる方もいるでしょう。
また、仕事帰りや、砕けた打ち合わせ場所などとしても需要がある居酒屋も見込みがあるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか？
今回は、御茶ノ水の貸店舗事情について紹介させて頂きました。

御茶ノ水で食事をされた事がある方なら何となく感じたことがあると思われますが、ランチの時間など御茶ノ水の飲食店には大勢のビジネスマンと学生が訪れます。

このビジネスマンと学生が御茶ノ水でのメインターゲットになるでしょう。
ビジネスマンと学生にアプローチ出来て、競合店と戦えるプランで事業計画を考えることをお勧めします。

競合店と戦う上で、居抜き物件での開業が初期投資を抑えてスタート出来るので是非ご検討されてみて下さい。