六本木の貸店舗事情

六本木と聞くと、富裕層が住む街、華やかな繁華街、BAR、CLUBといった夜のイメージなどが連想されると思いますが、これらを総じて一言で表すならば「Rich(リッチ)な街」でしょう。
表面上はこういったイメージで間違いないですが、実は、世界的企業が集まるビジネス街でもあり、美術館や緑のある街など、表立って目立っていない特徴を持ち合わせています。そんな六本木エリアについて分かりやすくまとめました。

今回は、六本木の貸店舗事情について紹介させて頂きます。

六本木は、成功への貪欲さを持つビジネス街

冒頭で紹介した通り、六本木は高級レジデンスが立ち並ぶ住宅地に高層ビルや高級ホテルなどもあり「Rich(リッチ)な街」の印象が非常に強い街と思われます。
外苑東通り(がいえんひがしどおり)は、高級ブランドのショップや、お洒落なレストラン、カフェなど多くの店舗が集い非常に華やかで、有名人が足を運び流行の発信地でもあります。

また、六本木に足を運んでいる人じゃないと分かり辛いと思うのですが、六本木は関東に住んでいる外国人が集まる街としても有名です。
六本木周辺が各国の大使館が集中しているエリアなのが最大の理由で、関東エリアに散り散りに暮らしている外国人の方が週末になると挙って六本木に集まる風習があります。

異国で同様の環境に身を置く人が集まる場所があると聞くと足を運びたくなる気持ちは同じ境遇に陥った場合を思えば非常に分かるのではないでしょうか。

さて、そんなRich(リッチ)な街で外国人が多く訪れる街ですが、ビジネス分野でも注目を集める街でもあります。
六本木駅を出ると高級ブランドのショップが多数並んでいるのに合わせてオフィスビルも非常に密集して立ち並んでいるのが目に入るでしょう。
オフィス街として発展するきっかけとなったのは「六本木ヒルズ」による影響は間違いなくあります。

2000年代前半頃から、六本木ヒルズに本社を置く企業や代表取締役のことをベンチャー企業の成功者として「ヒルズ族」呼んでいました。
ヒルズ族と呼ばれる成功者達の影響から六本木へ移転するIT・情報メディア系企業が増加し、ビジネス街として発展しこれからも進化し続ける注目のエリアとなっています。

六本木の貸店舗事情

六本木は、ファスト・フードや、ファスト・ファッションなどもあり、もしかしたら同様のビジネス展開をすれば成功するのではないかと考えてしまうかもしれませんが、高級店が多く集まるエリアだけあって、商品価値(品質)とブランド価値(顧客ファン)が無いと見向きもされないと考えを改めた方がいいでしょう。

そもそもファスト・フードや、ファスト・ファッションのファストとは、「早い」という意味で、「早く、安く、手軽な」食事、「流行の最先端をいち早く取り入れた、低価格で、ほどよい品質」の衣服の事を指し、これらを提供できるのは超一流だからです。

中途半端な事業では見向きもされないどころか、初期費用もままならないほど貸店舗も高価格帯なものばかりです。
稀に大きな流行によって六本木に割り込めるチャンスというのがあります。
最近では、パンケーキやタピオカなどのショップの出店が好まれていました。

唯一、六本木でいつでも出店チャンスがあるのはラーメン店です。
ビジネス街、観光客、外国人にラーメン店は好まれ、ブランド価値といってもラーメン店に求める敷居にも限度があるので外観、内装、提供するラーメンに工夫を凝らせば可能性はあります。

しかし、人気ラーメン店の激戦区でもあります。
ラーメン好きが見れば一目瞭然といっても良いほどの名店ばかりが立ち並んでいるので、それら有名店と張り合える自信があり、六本木に出店することで有名になりたいという思いが強い方は、しっかり市場調査を行って慎重に検討されて下さい。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、六本木の貸店舗事情について紹介させて頂きました。

最後に、六本木は東京メトロ千代田線・南北線・日比谷線、都営地下鉄大江戸線などが乗り入れているのでアクセスは良好なエリアとなっています。
六本木は「ビジネス」、「遊び」、「住む」が上手く融合している街です。

エリアの相場は高く、お店も支払う対価に見合う場所でないと見向きもされなくなります。
空中店舗の場合は営業努力がとても重要になってきます。

店舗の中には一般的な金銭感覚よりかけ離れたものも存在します。
お店が成功した場合は、六本木というエリアブランドが追い風になってくれますが、成功を納めるのは容易ではありません。市場調査を過剰なまでに行い、予算と照らし合わせて出店計画を建てましょう。

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