好立地で通勤の利便性が高く賃料が割安という、全ての好条件が揃っているのが上野という街。
それに加えて、下町のような風情がある「アメ横」と、日本最古の公園「上野公園」は、観光名所として有名で、年間3000万人近い観光客が訪れるエリアとしての自力も高く出店をするなら非常に好条件なエリアです。

そんな全ての好条件が揃っている上野分かりやすくまとめました。
今回は、上野の貸店舗事情について紹介させて頂きます。

2022年現在の上野貸店舗事情

冒頭でも紹介した通り、山手線沿いの好立地、山手線、常磐線、上野東京ライン、京浜東北線、宇都宮線、高崎線、銀座線、日比谷線の8路線が使える最高水準のアクセスの良さ、貸店舗の家賃も平均坪単価は、おおよそ3万円ほどで高額な物件から安価な物件まで幅広くあり掘り出し物物件も度々出回っています。

そんな上野ですが、昔は上野動物園や上野公園などにも足を運ぶ人が行き交い、アメ横は終日賑わっていて、正月になると必ずアメ横の初売りがテレビに映し出されるといった印象が残っている方が多いと思いますが、2022年11月現時点での上野は少し雰囲気が異なります。

アメ横が観光客で賑わっているのは昔と変わらないのですが、観光している人が今は外国人で特に中国人が一番多いと感じるほどに中国語が飛び交っています。
夜の時間帯は客観的にみて少し雰囲気が怖いと感じる人も多そうな光景になっています。

また昼間から飲んでいるおじさんも多いので治安が良いとは言い切れないのが上野の現状です。

上野の貸店舗事情

上野を歩いて多く目につくのは居酒屋の店舗でしょう。
上野は和食店と居酒屋店がとりわけ多く、観光客をターゲットに絞ったお店が絶対的に多い傾向にあり、新たに出店するお店も同様に観光客をターゲットに絞って出店することが最適でしょう。

同じターゲット層の取り合いはなるのですが、それでも上野を訪れる多くの観光客を無視して出店は出来ません。
2022年11月現時点で海外からの観光客が多く、これからもこの流れは止まらないと思われますので、海外からの観光客が求めている日本の雰囲気を感じられるお店であったり、日本料理が今後も長く人気を集めるでしょう。

競合店を一歩出し抜くなら、日本らしくここでしか食べられないような特色があるとより需要を高めるかと思われます。

まとめ

いかがでしたでしょうか？
今回は、上野の貸店舗事情について紹介させて頂きました。

紹介した内容は現時点で上野を観光した際の雰囲気を簡潔に紹介しましたが、より事細かに紹介すると上野は交通の便が良いのでオフィスビルも多く、観光客、ショッピング客の他にビジネスマンも多く行き交っています。
なので上野でも出店する場所によっては観光客だけでなく、ビジネスマンにも目を向けた方がいいでしょう。

ビジネスマン向けのランチ、ビジネスマン向けの居酒屋が需要があることもあるので、出店するお店のサービスによって観光客が多く行き交うエリアか、オフィス街かをご検討されてみて下さい。

またどんなエリアでも徹底した市場調査は必要です。
競合、時間帯で変わる人の流れ、祝日と平日の差異など隈なく調査して一か八かではなく確証をもって出店に望まれて下さい。