貸店舗に強い不動産の見分け方

貸店舗選びで、不動産の協力はとても強い追い風になってくれます。
ただ、あまり知られてないかもしれませんが不動産業者はコンビニよりも多いのです。

余談ですが歯科医と美容院もコンビニよりも多いと言われています。
こうした数多い店舗数の中から優良な業者を見つけるのは非常に困難です。
そこで貸店舗に強い不動産の見極め方についてまとめました。

今回は、貸店舗に強い不動産の見分け方について紹介させて頂きます。

強い不動産の必須条件

あれやこれやと見分け方を挙げてもそれら全てをチェックするのも面倒だと思うので、簡潔に強い不動産の必須条件として2つに絞って挙げさせて頂きます。

1.駅前、路面店であること

建物の1階で通りに面している店舗を「路面店」、建物の2階以上にある店舗を「空中店舗」と呼ぶのですが、空中店舗になると当然、階段、エレベーターを使わないと店舗を確認できません。
多くの人が入った事の無いお店は、まず雰囲気を知りたいと感じると思うのですが、空中店舗は遠目に雰囲気を確認することが出来ず集客が難航しているところが殆どです。

すべての不動産がそうではありませんが、空中店舗は集客のために「おとり物件」や「おとり広告」という手法を用いたり、口上手くいって契約を急かしたり、提携住宅ローンを推奨してきたりと悪徳業者と呼ばれても仕方のないことを当たり前のように行ってきます。
路面店の場合、集客に余裕が見込めるので余裕があり強引な手法を取らず良心的に不動産探しを出来る可能性が高いです。

2.宅地建物取引業の免許更新回数

不動産の仲介業を行うためには、宅地建物取引業の免許が必要となります。
この宅地建物取引業の免許には「免許交付者(更新回数)番号」といった形で免許証番号というのは記載されています。

一例として挙げるなら「兵庫県知事(6)第000000号」といった記載がされており、良い不動産を見分ける為には(更新回数)の部分が非常に重要になります。
宅地建物取引業の免許は5年で更新する必要があり、更新するたびに(更新回数)の数字が増えていきます。

最初は1から、5年以上営業しているなら2に、10年以上なら3、先ほどの例だと6×5で30年以上不動産を経営されていることになります。
営業年数が長いことが良い不動産と結びつくとは限りませんが、冒頭でも紹介した通り、不動産業者はコンビニよりも多く、改行から5年で約8割の不動産が潰れています。

貸店舗を契約した後に何かあって不動産に連絡したら潰れていたとなると非常に困る事になるでしょう。
そうならない為にも少なくとも(更新回数)の数字が2以上の会社を選ぶようにしましょう。

悪い不動産によくある特徴

不動産も商売なので契約を取らないと成り立たないという点はもちろん考慮した上なのですが、それでも悪いと評価せざるを得ない不動産が中には幾つもあります。
また、契約後に機能しない不動産といったものもあり、そうした悪い不動産の特徴を抑えておくことも強い不動産を見極めるポイントなので簡潔にご紹介していきます。

  • 契約を急かす。(他にも検討されている方がいるんですよ…等)
  • WEBでの問い合わせで、回答を濁して来店を促す
  • 高年の夫婦が営んでいる不動産

WEBでは、他にもあれやこれやといろいろと悪い不動産によくある特徴として挙げられるポイントがあると思いますが、この3点が絡んで良い契約に終わったことはありません。
急がされることで場合によっては冷静な判断が出来なくなり、WEBでのやり取りで無駄を省こうとしているのに来店させ、結局希望の物件を提示してもらえなかったり、高年の夫婦が営んでいる不動産は、忘れっぽいのか伝えたことを実行してくれない事が多くあります。

敷金の返却が行われないので問い合わせると来月支払うといわれ、来月になっても支払われず再度問い合わせたら、来月払う…これが10回続くといった稀有な経験もあります。
若いスタッフが居るところは良いのですが高年の方のみの不動産はあまりオススメしません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、貸店舗に強い不動産の見分け方について紹介させて頂きました。

紹介した内容は、全ての不動産に当てはまるわけではないのですが、それでもこの見極め方に該当するところ以外で契約すると困難な事になることが多々出てくることになるので、お勧めしません。貸店舗を契約する側としては、経営して長く続けられることが何よりで、その長く続けていく中で不動産に問い合わせることは何度となくあります。

そうした時にちゃんとアフターフォローしてくれるところであることを見極めるためにも貸店舗に強い不動産の見分け方を是非活用されて下さい。

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