店舗で行うべき防犯対策

店舗として使用されていた建物をそのまま利用することで、リーズナブルな価格で開業することができる居抜き物件。
多数のメリットのある居抜き物件ですが、居抜き物件は建物の構造や設備が古くなっていることもあるため、防犯対策が不十分な場合があります。

開業した際に行うべき防犯対策について簡単に分かりやすくまとめました。
今回は、店舗で行うべき防犯対策について紹介させて頂きます。

居抜き物件でお勧めの防犯対策5選

居抜き物件で防犯対策には、以下のような方法があります。

1.防犯カメラの設置

防犯対策として一番最初に思いつくのが防犯カメラではないでしょうか。
防犯カメラは防犯カメラは、盗難や不審者の侵入を抑止するだけでなく、事件が発生した場合の証拠としても役立つので非常に有用です。

ただし、安いものや、古い中古のカメラを購入すると画質が悪かったり、録画時間が限られているといった事もあるので出来る限り新しい防犯カメラを設置しましょう。

2.鍵の交換

鍵の交換代を徴収しておきながら鍵を交換してないという事が賃貸ではあります。
賃貸の鍵交換は使いまわしは当然の事だと思っておいて下さい。

鍵交換は同じ建物の別室のドアの鍵と交換する事を指します。
そうすると前入居者がたとえ合鍵を持っていたとしても、別の部屋で使っていた鍵と交換しているので鍵は開けられなくなります。

しかし悪質な業者の場合は、その鍵交換すらしないという所もあります。
居抜き物件には、以前のテナントが使用していた鍵が残っていることがあったり、以前のテナントが鍵を紛失していることがあります。

なのでそのまま利用することは危険です。鍵交換を行う際には事前に管理会社に許可を取りましょう。

3.照明の確保

薄暗いところや、古い照明器具で光量が不足しているところは泥棒にとっては最高の侵入スポットです。照明設備を良いものにし、店舗周辺に明るい照明を設置することで、不審者を発見しやすく、犯罪の抑止力になります。
自動的に点灯するセンサーライトが節電効果も期待できてお勧めです。

4.スタッフの教育

店舗の防犯にはスタッフの協力を必要とする場面が多くあります。
スタッフの防犯意識を高めるために、定期的に講習を行うなどの防犯意識を高める指導が必要です。
セキュリティを一定水準にするために防犯マニュアルを作成して共有することも大切です。

5.セキュリティー会社に依頼する

セキュリティー会社を代表する企業にはセコムやアルソックなどがあります。
24時間店舗に居るという事は困難なので不在に店舗を監視してくれるセキュリティー会社との契約は今や欠かせません。

セキュリティー会社は、店舗の侵入を感知するのはもちろん、火災(煙や温度変化による火災の発生)も感知してくれます。
万が一、不審者の侵入が発生した場合には、迅速かつ適切な対応が必要でセキュリティー会社はその一旦を担ってくれるでしょう。

居抜き物件で起こる犯罪の種類

居抜き物件で起こる犯罪の種類としては、強盗、窃盗などの金銭や貴重品を盗む行為。
酔っ払い客による喧嘩や暴行事件。不審者の侵入。
偽札、不正カード使用。万引きや器物損壊、トイレットペーパーや手洗い用洗剤などの盗難行為などが挙げられます。

これらの犯罪を未然に防ぐ為にもセキュリティカメラの設置や従業員の教育など、防犯対策が必要になってきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、店舗で行うべき防犯対策について紹介させて頂きました。

居抜き物件ならではの防犯対策から、一般のテナントでも共通で行う対策まで簡単に分かりやすく紹介させて頂きました。
補足で居抜き物件で起こる犯罪の代表的なものを挙げさせて頂きましたが、経営する業種によっても起こるトラブルの種類は異なりますので、自店舗でどんなトラブルが起こり得るか想定して、紹介した内容を元に自店舗にあった防犯対策を取り入れられてみて下さい。

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